2022年のコラム一覧

・眼科サイトにクローズアップ

 

東京医科歯科大学 眼科学教室ホームページはこちら

 

愛知医科大学 眼科クリニックMiRAI ホームページはこちら

医療分野では内科系、外科系、基礎研究と幅広い科目で実績を持つラボアシストですが、なかでも眼科の実績はクオリティに関して全国随一と自負しています。ブルー系を基調とした「東京医科歯科大学 眼科学教室」は、日本でトップクラスの教室。クールでアカデミックな世界観を重視しました。コロナ禍で撮影にもなかなか伺えず、その分、オンラインやメールを通じて、構想から1年以上かけて、じっくり制作しました。デザインモチーフを探すなかで、研究棟に掲げられた壁画レリーフ「ヒポクラテスの誓い」を見つけたときは小躍りしました。「これは使える!」と。知的で美しいレリーフが教室のイメージにぴったりです。

一方、レッド系の「愛知医科大学 眼科クリニックMiRAI」は大学病院並みの設備や医師が揃っているけれど、地域の皆さんが足を運びやすいよう、クリニックらしい親しみやすさや温かみを大切にしています。 クリニック開設日までは限られた日数しかなく、時間との戦いでした。内覧会に配るチラシやリーフレットも同時進行で制作しつつ、1カ月でプレサイトを完成(現在、本サイトが公開)。じっくり熟成型vs短期集中型、制作の進め方も対象的なサイトだといえます。 クオリティだけでなく、スピーディさも他に負けません!

・一枚の集合写真に込めた思い

医局ホームページの「てっぱん写真」といえば医局員の集合写真。全員の顔を掲載することは医局のアピールにつながります。今回は集合写真にクローズアップしてご紹介します。

長崎大学医学部 内科学第一

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医局員の集合写真といえばひな壇に並ぶ記念写真的なものが多いですが、長崎大学医学部 内科学第一は、日差しが降り注ぐヘリポートで各々がポーズを決め、絵になる一枚になりました。
ヘリポートはいつ急患が搬送されるか読めず、雨が降ったり強風が吹いたりしたら、即撮影中止となるので、短時間が勝負。今回の場合、ヘリポートと離れた位置でカメラマンがシャッターを切っていたので、弊社スタッフがスマホでカメラマンとやりとりしつつ、レンズにおさめる構図を明確にイメージしながら、汗だくで走り回って一人ひとりの立ち位置やポーズを決めていきました。全員がランダムに立っているようで、じつは綿密にディレクションされています。
集合写真に限らず、撮影は5W1H(When、Where、Who、Why、What、How)」を意識することがポイント。ただし、ガチガチに決め込むのもNG。いい笑顔やいいシーンを撮り逃さないよう、現場ではライブ感覚も大事です。ディレクションとライブ感覚。これこそ我々の撮影の強みだと思っています。

~集合写真の実例にクローズアップ~

埼玉医科大学病院 神経精神科・心療内科

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多職種をテーマにコメディカルスタッフも参加。座っている人の向きや立ち位置の角度に変化をつけ、一人ひとりの存在感を際立たせた一枚。

 

愛知医科大学 医学部 脳神経外科

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型にはまらないアグレッシブな教授が率いる教室。フォーマル&ガッツポーズの2バージョンを撮影し、オン・オフいずれも全力投球の医局を表現。

信州大学 救急集中治療医学教室・高度救命救急センター

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コメディカルスタッフも含めた総勢50名の集合写真。奥の方の顔も隠れないよう、一人ひとり、細心の注意を払って撮影。満開の桜が未来の道標のよう。

藤田医科大学 乳腺外科

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誕生して間もない4名の教室。これからの大いなる発展に向けて、神々しく未来の光に向かっていくイメージで撮影。

・脳科学のリスペクトを込めて 動画インタビュー2本を制作

広島大学 脳神経外科

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教授動画インタビューはこちら

2022年4月にリニューアルが完了した広島大学 脳神経外科のホームページに、「教授動画インタビュー」「先輩からの動画メッセージ」を新たに追加。

取材撮影を行った教授や4人の医局員の皆さんほか、全員、脳科学に魅せられた熱量の高い方ばかり。そのリスペクト感を込めて動画を制作しました。

堀江信貴教授は、日本の脳幹細胞研究の第一人者といえる方。アカデミックな動画に仕上げようと、イントロは教授の脳内で思い出がシャッフルしているイメージを表現。教授動画インタビューのイントロでは、画像がハイスピードで切り替わります。

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先輩からの動画メッセージはこちら

「先輩からの動画メッセージ」は若い脳外科医の皆さんのリアルなコメントがぎゅっと詰まっていて、きっと同世代の方たちに刺さると思います。事前のヒアリングを含めて一人あたり60分以上話を伺っても、実際に動画で使うのはわずか数分。その数分間にどれだけのメッセージや印象に残る映像を注げるか。これこそが動画編集の魅力です。

・宇宙目線のデザインと、セキュリティに配慮した設計

国立天文台

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国立天文台 太陽観測科学プロジェクト

画面のなかでふわりふわりと浮かぶ巨大な気球。宇宙目線でデザインした「国立天文台 太陽観測科学プロジェクト」ホームページは公開後、好評を呼んでいます。制作にあたって、デザインはもちろんですが、セキュリティ強化にも多くの時間を費やしました。今回はデザインではなく、裏側の設計について紹介します。少し専門的な内容ですが、ぜひご一読を。

 

今回は「Movable Type」というCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)でホームページを構築しました。
そもそも「CMS」とは、一言でいうとホームページを簡単に更新できる動的な仕組みのことで、「お知らせ」の部分などに導入するケースが多くあります。よく使われるのは「WordPress」というオープンソースですが、シェアが高く、サイバー攻撃などの心配がないとはいえません。
そこで「国立天文台」ホームページでは、ライセンス契約が求められる「Movable Type」という別のシステムを使って、外部からのアクセスをシャットアウトしたローカルマシンで環境を構築するという厳重な体制で臨みました。
制作中大変だったのは、ローカルマシンに環境を構築する前例がなく、仕組みを模索しながら完成させたこと。セキュリティ上、動的な仕組みを一切認めない大手のクライアントは少なくありませんが、それをブレイクスルーする実績をつくれたのは大きい。万が一ローカルマシンが故障した時に備えて、別のマシンでバックアップを取っておけば完璧だと思います。

・信州大学医学部外科学教室 「2023年度研修医募集フライヤー」

2022年度向けに制作した2種類の研修医募集ポスターが好評で、2023年版も制作させていただきました。 それぞれに活躍されている4教室の教授陣を全面に打ち出したインパクトあるデザイン。「俺たちについてこい!」というメッセージ、きっと医学生たちに伝わるはずです!

【2022年度版】

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【2023年度版】

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