「ワンクリック詐欺」に「フィッシング詐欺」あなたも狙われている!?
被害にあう人が後を絶たないネット詐欺。弊社への相談も多いため、よくあるネット詐欺の手口と対策について簡単に紹介します。ぜひ同僚や知人にもお伝えください。
「ワンクリック詐欺」
ホームページやメールのリンク・ボタンをクリックしただけで、サービス利用料やサイト登録料などの名目で請求画面が表示されます。「支払わないと法的措置を取る」という脅し文句や、請求画面にお客様の情報(IPアドレスやホスト名(プロバイダ名)が掲載されていることも……。
→対策
怪しいリンクはクリックしないこと。 IPアドレスやホスト名は、インターネット上で通常にやりとりされる情報なので、個人を特定できるものではありません。慌てず焦らず、無視するのが一番。先方に問い合わせることもやめましょう。
「フィッシング詐欺」
銀行やクレジットカード会社を装ったメールを送付し、本物そっくりな偽サイトへ誘導します。 そこでカード番号やパスワードなどを入力させて盗み取る巧妙な手口です。
→対策
1. 最新のブラウザをできれば使用。
最新のInternet Explorerなどには、フィッシング詐欺のページに飛ぶと警告が表示されるようになっています。ただし、未知のサイトには対応できませんので過信は禁物です。
2. 心当たりのないメールに要注意。
やたらカード番号やパスワードの入力を促してくるメールにも気をつけましょう。たいていの金融機関は、メールでパスワードの変更や入力を依頼することはないはずです。
3. アクセス先をつねに確認。
ブラウザのアドレスバーに表示されているアドレスが、いつもの銀行のアドレスと同じかチェックすることを習慣づけましょう。
近年、手口がどんどん巧妙化しています。「私は大丈夫」と思っているあなた、くれぐれもお気をつけください。
2013年11月1日