「CRM」
CRMとは Customer Relationship Management の略で「顧客関係管理」のことを指します。
顧客の情報を収集、分析して最適で効率的なアプローチを行い、顧客との長期的で良好な関係性を構築、自社の商品やサービスの競争力を高める経営手法のことです。
一般的な顧客データベースは、会社名、部署名、担当者名などの定量情報を記録するのみですが、CRMでは、顧客の性別、年齢、趣味嗜好、ニーズ、購入履歴などの情報を顧客属性として管理します。
今まで営業マンの経験やカンで営業活動していたことを、ITの力で数値化(可視化)し、情報を社内で共有、分析することで顧客満足度を高めることができます。
何やら難しそうですが、一言で言うと、
CRMとは健診のようなもの。
健診を受けると自分の健康状態が数値化され、その結果を元に、栄養士さんなどのアドバイスを受けながら、「体重を減らすには1日どれだけ歩けばいいか」「コレステロールを減らすために、どんな献立にすればいいか」といった対策を立てます。CRMが目指すのも、より良いサービス体質に変えていく対策と実践といえるでしょう。
2018年12月1日