国をあげて推進する「キャッシュレス化」、成功の鍵を握るのはQRコードか?
世界ではキャッシュレス決済(クレジットカード、電子マネー、スマホ決済など)が進んでおり、韓国でのキャッシュレス決済比率は90%だそうです。
しかし、いまだに現金信仰が強い日本では20%程度とキャッシュレス決済後進国であることをご存知でしょうか。
そのような中、最近注目を集めているのが「QRコード決済」で、楽天やLINE、ドコモ、KDDI、その他スタートアップ企業などが参入を表明しています。
QRコード決済は、スマホに専用のアプリを入れたら次のいずれかの方法で決済を行います。
- 利用者のスマホにQRコードを画面を出して、お店側がそれを読み込む
- お店がQRコードを掲示し、利用者のスマホでそれを読み込む
QRコード決済は、店舗側の投資がほとんど必要なく、高額な専用端末がいらないため導入が容易です。
また「おさいふケータイ」である必要はなく、ほとんどのスマホでQRコードが読み込めるため、利用者の端末も選ばないというメリットがあります。
個人的にはこのハードルの低さが、日本のキャッシュレス決済比率を引き上げる鍵になるのではないかと思います。
最近では医療機関でもQRコード決済ができるようになりつつあるそうです。
初診時、幾らかかるのか分からないため、財布の中身を心配していつもドキドキする自分にとっては、医療機関でキャッシュレス決済ができると嬉しいです。
2018年9月1日