Facebookがテレビに進出?
Facebookでの動画再生数はYoutubeを抜き去り、ユーザーは毎日1億時間以上の動画を閲覧しています。動画広告はバナー広告より1.6倍も記憶に残りやすく、2.2倍も商品購入にも繋がりやすいといわれており、今後、さらに拡大していくことは明らかです。
このように「動画ファースト」を推し進めるフェイスブックが、「Facebook Video」アプリを公開しました。これによりFacebookに流れる動画を、リビングの大画面テレビで楽しめるようになります。
さらに今夏には、動画ストリーミングのサービスもスタートするというウワサも…。サービスには2種類あり、「プレミアム」はハイクオリティで長い番組、「ベーシック」は約10分の短い動画をサービスするといわれています。
情報ソースが、テレビ・ラジオ・新聞といったマスメディアからインターネットに移行している今、なぜSNS最大手がテレビに戻るのか。いいえ、
「戻る」のではなく「取り込む」
といった表現のほうが適しているかもしれません。
リビングのソファでくつろぎながらテレビを見ていた時間がFacebookに置き換えられ、テレビでFacebook Videoを見ながら、スマホでFacebookを使うということも考えられます。もはやTVCMとネットの動画広告の境界がなくなりつつある今、広告のあり方も目まぐるしく変わるでしょう。
しかし、確かなのは、視聴者を惹きつける高い水準の動画のニーズがますます高まっていくこと。Bunsoshaでも、インタビューからプロモーションまで、動画制作にいっそう力を注いでいます。
2017年6月1日