文字化け
メールの文字が奇妙な記号で表示される「文字化け」に困ったことはありませんか? 原因は、文字情報の取り扱いが間違っているために起こります。
少し専門的な話になりますが、メールやホームページなどの文字情報は「文字コード」と呼ばれる形式で保存されます。日本語の「文字コード」の場合、メールはISO-2022-JP、ホームページはShift_JISやUTF-8、EUC-JPだったりと、さまざまな種類があります。文字コードの指定が、保存する時と、表示する時で異なると、正しく変換できず文字化けが発生します。
一方、環境の違いによって起こる文字化けもあります。 例えば、Windowsから送ったメールの文面の123という文字が、Macではと表示されることがあります。 これは「機種依存文字」と呼ばれる文字を使ったために発生する現象です。たった1文字の機種依存文字があるだけで、メール全文が「文字化け」するケースもあるので、メールでは123といった特殊な文字は避けることをおすすめします。 (このメールレターでは、123を画像にして文字化けを回避しています)
ちなみに英語圏では、アルファベットなどの文字の数が少なく、文字コードが1つで済んでいるため、「文字化け」は起こらないとか。そのため、文字化けの現象は英語園でも「mojibake(モジバケ)」と呼ぶそうです。
2016年5月1日