Appleがいよいよ日本の電子書籍界に上陸!もう、作家デビューも夢じゃない!?
前々回は、「今年こそ真・電子書籍元年となるか?」という記事を書きましたが、とうとうと言いますか、ついに先日(2013年3月6日)、Appleが日本の電子書籍界に参入しました。
今まで出版社の意向もあってか、なかなか普及が進まない状況でしたが、音楽配信・アプリ配信の実績があるAppleの参入によって、日本での電子書籍の動向も大きく変わりそうです。
ところで皆さんは、「Gene Mapper(ジーンマッパー)」というSF小説をご存知でしょうか?
藤井大洋さんという方が個人で出版した電子書籍なのですが、藤井さんはもともとプロの作家ではなく、なんと通勤電車の中、iPhoneのアプリで、こつこつと入力し完成させたとのことです。企画から執筆、表紙デザイン、Webサイト制作まで一人で手がけたことで話題になりました。それに加えて内容も面白いということで、紙の書籍を押しのけアマゾン「文学・評論」ジャンルで1位に躍り出たのです。
藤井さんの例はやや特殊かもしれませんが、昨今は電子書籍を手軽に作成できるツールも充実し、ストアへ出版する門戸も広がりつつあります。もう個人出版(セルフパブリッシング)の障壁はほとんど無くなって、翻訳版を用意すれば海外向けにも販売ができる時代がやってきました。
こうした状況を目の当たりにすると、なんだか無性に自分も作品をつくりたい、新しい波に乗りたいと思ったりしませんか。
もし書き溜めた文献やコンテンツを世に送り出したい方がいらっしゃいましたら、ぜひともチャレンジを。
作家デビューへの後押しを、BUNSOSHAも微力ながらお手伝いさせていただきたいと思います。
2013年4月1日