「無料で手軽」の落とし穴。野良Wi-Fiにご用心!
2020年の東京オリンピック開催に向け、都心部や観光地では無料Wi-Fiスポットなどの公衆無線LANサービスの整備を進めているようです。
しかしその一方、Wi-Fiスポットには情報漏洩などのセキュリティの危険性があることはあまり知られていません。
そこで、Wi-Fiスポットを利用する際、注意しておきたいポイントを挙げてみました。
1) 野良Wi-Fi(身元不明のアクセスポイント)には接続しない
ホテルやカフェなどの公共Wi-Fiサービスは、サービス提供元から支給されたパスワードなどを使って接続します。しかしパスワードを入れなくても繋がるようなアクセスポイントも街中に溢れており、野良Wi-Fiなどと呼ばれています。
ラッキーと思って、野良Wi-Fiに接続すると、ひょっとすると悪意を持った人が、通信を覗き見しようとして待ち構えている可能性があります。
2) 重要情報のやり取りは避ける。するときは通信の暗号化が必須
公共のWi-Fiサービスであっても、通信を盗聴される可能性はあります。ショッピングサイト、オンラインバンキングの利用は控えるのが賢明でしょう。どうしても利用せざるを得ないときは、通信が暗号化されているかを確認しましょう。
アドレスがhttps://~からはじまっていること、またブラウザに鍵マークが表示されていれば、通信が暗号化されています。
便利で快適な公衆無線LANですが、
「自分の身は自分で守る」
という心構えを持って利用することが大切ですね。
2017年5月1日