IPアドレスって?
パソコンでインターネット関連の設定をするときに、
「192.168.0.1」とか「183.79.135.206」などよくわからない数字の羅列を入力する場面に出くわしたことはありませんか?
これは「IPアドレス」というもので、インターネットに繋がった通信機器1台、1台に割り振られた識別番号です。ホームページのデータが置いてある「サーバー」にも、私たちが使っているパソコンにも、ネットワークに繋がっている機器には、必ずこのIPアドレスがついています。IPアドレスを分かりやすく例えると、国民総番号制のマイナンバーもしくは電話番号に近いかもしれません。
本来であれば、IPアドレスを指定することでサーバーに繋がり、ホームページ等が閲覧できるようになるのですが、こんな数字の羅列は覚えにくいだろうということで、人間にとって覚えやすいドメインという別名に紐づけて使われるようになりました。
試しにブラウザのアドレス欄に「183.79.135.206」と入力してエンターキーを押してみてください。ヤフーのホームページが表示されましたか?
これはIPアドレス「183.79.135.206」=「yahoo.co.jp」という設定がされているためです。
IPアドレスは地域で管理されており、接続場所が市区町村レベルまで分かるため、海外からのアクセスを遮断するセキュリティに利用されたり、特定地域の人だけに広告を出すなどマーケティングに使われたりもしています。
ただの数字の羅列のように見えますが、様々な事が分かり便利に使われているんですね!と同時に、いろいろなことが分かってしまうので、あなどれない数字です。
2014年9月1日