ウェアラブル(身につける)がもたらす健康管理のイノベーション。
Appleの次世代「iOS」のヘルスケア管理アプリや、サムスンのヘルスケア向けリストバンド「Simband」など、近年、ウェアラブル(身につける)端末により健康管理を行う製品が幾つか発表されています。
他にも、緑内障の診断用にセンサーで眼圧を計測するコンタクトレンズや、涙で血糖値を計測するコンタクトレンズなども開発されているのだとか。
無線ICチップを埋め込んだ錠剤を飲み込み、胃の中から体外に情報を送信。医師が、患者が正しく薬を接種したか、規則正しい生活をしているか知ることができるようになるのも時間の問題のようです。
ウェアラブル機器の台頭により、日常的な健康データを手軽に記録でき、統計を取って簡単に視覚的に見る事ができれば、医師の診断の手助けにもなるでしょうし、医療費削減や生活習慣の改善にもつながります。そう考えると、ウェアラブルはスマートフォン以上の偉大なるイノベーションになるかもしれません。
とはいえ、健康状態や症状などは100人いれば100通りのはず。
本当にその人にあったヘルスケア(健康管理)ができるようになるのか、使い物になるのか、まだまだ時間はかかるでしょうが、これからの動向を注意深く見ていきたいと思っています。
2014年8月1日