「ハンズフリー」から、見ずに操作できる「アイズフリー」へ。QOLを高める、音声認識に期待。
指で画面をタッチして操作するスマートフォンですが、声だけで操作できる「音声認識」という機能もスタンダード化しつつあります。
メールの文章を作成するのはもちろん、電話をかけたり、天気予報をチェックしたり、ホームページを検索したりと、声の指示だけで、まるで秘書のように様々なことを行ってくれるスグレもの。それは分かっていても、指の操作で不自由はないので、まだまだ「音声認識」を活用している方は少ないようです。
そんななか、アップルはiPhoneに搭載されている音声認識「Siri」を、ドライブ中に活用できる音声コントロールシステムとしてカーメーカーと共同開発中です。運転中、道路から目を離すことなく、音声で操作できるようディスプレイは点灯しない「アイズフリー」という機能も画期的! こうした新しい機能は、さまざまな可能性を広げることでしょう。
例えば、目の不自由な方や、身体に障害のある方にとって、「ハンズフリー」や「アイズフリー」といったユニバーサルツールが身近なものになれば、スマホもクルマも手足のようにラクに操作でき、QOLは劇的に向上するのではないでしょうか。
ITの止まらない進化は、今まで障害となっていたカベを軽やかに乗り越え、「ストレスフリー」を一気に加速してくれそうです。
2013年7月1日