「3G、LTE、Wi-Fiの違いって?」

先日、知り合いから「3GとWi-Fiの違いって?」と聞かれました。その方はスマホに関連深い仕事をしているんですけど…。ということは、世の中の多くの方も、正しく理解していないのでは?と、このコーナーを設けました。ぜひこの機会に、基本的なIT用語について知っていただければと思います。
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「3G」とは、いままで携帯電話で使っていた音声通話・データ(パケット)通信ネットワークのこと。DocomoではFOMAというサービスで提供していたものですね。

「LTE」とは3Gを高速化した規格のこと。理論上、家庭向けブロードバンド回線と同等のデータ通信が可能です。LTEの対応エリアはどんどん拡大していますが、エリア外では3Gで接続することになります。

「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、会社や家庭のパソコンについているLANケーブルの部分をワイヤレスにした規格のことで、無線LANと呼ばれるもの。なので、3GやLTEと比較して考えるものではありません。

ではなぜスマホにWi-Fi機能があるのでしょうか? Wi-Fiで繋ぐと次のようなメリットがあります。
●LTEが不安定だったり届かないエリアでは、ブロードバンドに繋がったWi-Fiの方が速い
●パケット代がかからない。(これはうれしいですよね)
3GやLTEで動画閲覧などして回線資源を使いすぎると、携帯電話会社の規制にひっかかって通信速度を遅くされてしまうことも。みんなが携帯回線をガンガン使うと、繋がりにくくなったり障害が起こってしまうので、携帯電話会社はWi-Fiでの接続を勧めているようですね。

以上、3つの違いについてお分かりいただけましたか? 今後も今さら聞けないIT用語について分かりやすく解説していきたいと思います。

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