カテゴリ「今さら聞けないIT用語」のコラム一覧

ウェブサイトとホームページの違いって?

よく「ホームページ制作」という言葉が使われますが、本当は「ウェブサイト(単にサイトともいう)」と呼ぶのが正しいです。この2つの言葉、どう違うのか、ご存知ですか?

ウェブとは、もともと「くもの巣=web」からきている言葉で、インターネット上にある書類をリンクでつなぐ仕組みのこと。Yahoo!等の青い下線の文字やバナーボタンをクリックすると、別のページが表示されますが、リンクが網の目のように張り巡らされた状態が「くもの巣」のようなので、そう名づけられました。そして、ウェブ上にある複数のページの集まりをウェブサイトと呼びます。

一方、ホームページとは本来、ウェブサイトの最初のページ(トップページ)を意味します。(※)
では、なぜ皆がウェブサイトのことを「ホームページ」と呼ぶのでしょう。昔は、トップページによく「○○ホームページ」というタイトルがつけられていたこと、また、日本人に分かりやすい単語であったことが定着した理由と言われています。

あまりに定着しているため、ホームページと言った方が通じやすく、また検索されやすいので、弊社でも「ウェブサイト制作」ではなく、あえて「ホームページ制作」と呼ばせていただいております。

※ その他に、ウェブブラウザ(インターネットエクスプローラー等)を起動した時に最初に表示されるページ(スタートページ)という意味もあります。

テザリング スマホのうれし〜い機能

ものすごく便利なのに、あまり知られてないスマホの機能に
「テザリング」があります。

ノートパソコンにネット機能がない場合、少し前までは「モバイルWi-Fiルーター」と呼ばれる通信機器を使ってネット接続したものです。
でも、契約にお金がかかり、外出時にルーターを持ち歩くのが面倒でした。

今ではルーターの役割をスマホが代行してくれます。
テザリング(tethering)とは、スマホを介してパソコンやタブレット端末などをネットにつなぐること。身近なスマホで、パソコンとインターネット接続の共有ができるなんて、ホント便利な時代になりましたね!



家や職場ではノートパソコンやタブレット端末がネットにつながるけど、外出先ではつながらないという方、ぜひスマホのテザリングを活用してみては?
方法はいたって簡単。スマホを購入したショップで「テザリングできるようにして!」といえば良いのです。
料金は月額で数100円程度、期限つきの無料サービスも登場しています。

ただしスマホの定額プランに入らないと、通信料の請求金額がとんでもないことに!
また通信料が一定量を超えると、通信速度に規制がかかってしまうので、使いすぎにはご注意を。

注)古い機種のスマホは、テザリングに対応していない場合があります。

アップデート どういう意味?するべき?

とうとうWindows XPのサポートが終了してしまいましたね。
今後セキュリティアップデートの提供がないので、もしまだWindwos XPを使っていらっしゃるようでしたら、ウイルスの感染を防ぐためにインターネットへ繋ぐのは控えて、できれば早めに新しいWindowsに変えることをお勧めします。

ところで、「今使っているスマートフォンに度々アップデートって出てくるけど、どういう意味?」「したほうがいいの?」とよく聞かれます。

アップデートとは、「アプリやソフトウェアの不具合修正や、機能改善がされること」です。
なので、聞かれた時には「アップデートは原則した方が良い」と答えています。
ITの世界はつねにめまぐるしく変化しているので、新しいウイルスが出てきたら、ワクチンをアップデートする必要がありますし、新しい技術が出てきたら対応できるソフトウェアにアップデートした方が利便性がさらに上がるでしょう。

「ITと家電は新しいものが良いもの」という考えも、あながち間違ってはいないと思います。

ちなみに「アップデート」は細かな修正・更新を行うことですが、似た言葉の「アップグレード」は、大規模な改良や新機能が追加されることを指します。

ホームページも、新しい情報を追加したり、細かな改良を加えて手軽に「アップデート」ができる媒体です。文創社は、日々成長して行く皆さまのホームページのアップデートをお手伝いさせていただきます。

キャッシュ(Cache)それはパソコン内のヒミツの貯蔵庫


キャッシュとは、「Cash(現金)」ではなく「Cache(貯蔵庫)」のことで、一度開いたページをパソコン内の貯蔵エリアに保存しておくことです。この機能のおかげで、以前に見たページをすばやく表示できるのです。

ところで、弊社のお客さまから時々、「ホームページの内容を更新したのに、古いものが表示されたままなんですが」というご連絡がいただくことがあります。これは、キャッシュという機能が働いているため。こういう時は、再読み込み(Windowsの場合はF5キー)をしていただけば、最新の内容が反映されますのでご安心を。

また、ショッピングサイトなどを利用した際、氏名・住所などを2回目以降は自動入力する「オートコンプリート」という機能でもキャッシュは使われています。いちいち入力する手間が省けて、とても便利な機能ですよね。ただし、不特定多数の人が利用するパソコンだと、個人情報が他者に知られてしまう可能性がありますので、「オートコンプリート」の利用は控えたほうが良さそうです。

HTMLコーディング それはホームページの大工さん

お客さまにホームページ制作のお見積を説明するとき、「これって何ですか?」とよく聞かれる「HTMLコーディング」について説明します。

ホームページを制作するには、まず「デザイン」を作成しますが、この時点では、まだ一枚の絵にすぎません。
この絵をInternet Explorerなどで閲覧できる“動的”なページにつくり上げていく作業を「HTMLコーディング」といいます(ちなみに「HTML」とは、変換のために使うプログラム言語のようなものです)。

ホームページを建築に例えてみましょう。「デザイン」とは、家の間取りや見た目を設計する図面であり、HTMLコーディングは、図面に基づいて大工さんが施工することに近いでしょうか。これによって、ページとページがリンクで繋がったり、ホームページを検索エンジンに探してもらいやすくなります。また文字サイズを拡大したり、読み上げたりすることもできるようになります。

あまり大きな声ではいえませんが、HTMLコーディングがずさんなホームページも少なくありません。欠陥住宅ならぬ欠陥ホームページですね。環境によって崩れて見えたり、検索しても引っかかりづらいのは、HTMLコーディングに問題があるケースが多いのです。

弊社では、メンテナンス性が高く、どんな環境でもビクともしない、腕のいい大工さんのような仕事をモットーとし、検索エンジンに引っかかりやすい、正確なHTMLコーディングを得意としております。

ピンチアウト・ピンチイン “スマホの画面で拡大できない!?”

スマートフォンでネットをチェックする場合、2本の指で画面を拡大したり、縮小したりして見ると思います。当たり前のように繰り返している作業ですが、拡大は「ピンチアウト」、縮小は「ピンチイン」ということを、意外に知らない人も多いようです。

ところで、スマートフォン専用サイトを見ているとき、地図や写真を大きくしようと指で広げても、反応しないことってありませんか? これは、もともと最適化を図ったサイトなら、拡大や縮小は不要、という考えのもと、あえて設計者がピンチできないようにしているためです。(スマホのホーム画面もピンチできませんよね)

弊社も、スマートフォン専用サイトをつくるときは、ピンチができない設計にしていたのですが、最近、お客さまから「どうして拡大・縮小ができないの?」と指摘を受けることが何度かあり、はっとさせられました。

「最適化を図ったサイト」であろうと、
拡大・縮小の有無を決めるのはお客さまであるはずだと。

もしも、コンテンツやページの内容によっては、ピンチができるほうが良い、ということでしたら、すぐに対応しますので、お気軽にご連絡ください。

『SEO』って何なの?

SEOとは、日本語で「検索エンジン最適化」とよく訳され、Search Engine Optimizationの略。Yahoo!やGoogleといった検索サイトで、ホームページを上位表示させること。つまり、ひとりでも多くの人に見てもらうための手法をいいます。ホームページをつくるからには、このSEOがとても重要となります。

SEOの方法としては、大きく「内部対策」と「外部対策」の2つがあります。
「内部対策」とは、ホームページを設計するとき、上位表示されやすい作り方にすること。表からは見えない部分ですが、これが非常に重要で、文創社ではつねに内部対策を徹底したホームページをつくっています。

一方、外部対策とは、他のホームページとリンクを張ったり、ネット広告を打つなど、目に見える部分の対策のこと。手軽にできるのはリンクを張ることですが、たくさん張れば良いわけではなく、悪質なホームページとつながればマイナスに評価されてしまいます。
検索表示の基準は日々変化しているので、偏ったSEOでは、一時的に順位が上がったとしても、次の日には圏外になってしまうことも……。

お客さまからの情報によると、最近、「検索結果上位表示」を謳った業者からの営業が増えているようです。
SEOは競合サイトの状況にも影響するので、対策を依頼しても必ずしも上位表示できるわけではありません。また、弊社が無償で行っている「内部対策」を高額で請け負う業者もあるので要注意です。

文創社の場合、より高度なSEO対策を有償で行うこともありますが、つねにお客さまにお伝えしていることは、

「対策も重要ですが、それ以上にホームページの中身が大事」

定期的に更新するなど内容を充実させ、新規の訪問者だけではなく、再訪問者にもタメになる情報を提供する。これこそがホームページの価値を高め、結果的にアクセス数が増え、外部リンクの獲得にもつながる、最良のSEO対策なのです。

「ワンクリック詐欺」に「フィッシング詐欺」あなたも狙われている!?

被害にあう人が後を絶たないネット詐欺。弊社への相談も多いため、よくあるネット詐欺の手口と対策について簡単に紹介します。ぜひ同僚や知人にもお伝えください。

「ワンクリック詐欺」
ホームページやメールのリンク・ボタンをクリックしただけで、サービス利用料やサイト登録料などの名目で請求画面が表示されます。「支払わないと法的措置を取る」という脅し文句や、請求画面にお客様の情報(IPアドレスやホスト名(プロバイダ名)が掲載されていることも……。

→対策
怪しいリンクはクリックしないこと。 IPアドレスやホスト名は、インターネット上で通常にやりとりされる情報なので、個人を特定できるものではありません。慌てず焦らず、無視するのが一番。先方に問い合わせることもやめましょう。


「フィッシング詐欺」
銀行やクレジットカード会社を装ったメールを送付し、本物そっくりな偽サイトへ誘導します。 そこでカード番号やパスワードなどを入力させて盗み取る巧妙な手口です。

→対策
1. 最新のブラウザをできれば使用。
最新のInternet Explorerなどには、フィッシング詐欺のページに飛ぶと警告が表示されるようになっています。ただし、未知のサイトには対応できませんので過信は禁物です。

2. 心当たりのないメールに要注意。
やたらカード番号やパスワードの入力を促してくるメールにも気をつけましょう。たいていの金融機関は、メールでパスワードの変更や入力を依頼することはないはずです。

3. アクセス先をつねに確認。
ブラウザのアドレスバーに表示されているアドレスが、いつもの銀行のアドレスと同じかチェックすることを習慣づけましょう。


近年、手口がどんどん巧妙化しています。「私は大丈夫」と思っているあなた、くれぐれもお気をつけください。

「WEBブラウザ」って何?

弊社では、ホームページのデザインをするので、お客様にパソコンやスマートフォンでそのデザインを確認していただくのですが、 その際に「WEBブラウザを使ってご覧ください」と言ってもなかなか伝わらないことが多いんですよね…

WEBブラウザとは、ホームページを閲覧するためのアプリケーションのことです。
単に「ブラウザ」と呼ぶこともあります。

「e」のマークでお馴染みの「Internet Explorer」はマイクロソフト社が提供するWEBブラウザで、Windowsパソコンを購入した時点で搭載されているため、 「ホームページを閲覧するもの=Internet Explorer」といった傾向にありますが、ほかにも数多くのWEBブラウザが存在し、そのほとんどは無料で提供されています。

最近では、スマートフォンや家庭用ゲーム機といったパソコン以外の機器からもホームページの閲覧ができますが、これらも全てWEBブラウザによるもの。
「カスタマイズ性が高い」「音声認識に対応」「表示速度が速い」など、その特徴はWEBブラウザによって異なります。
日常的にホームページを見るのであれば、ちょっとした機能の違いで、使い心地はまるで変わります。
いろいろ使ってみると、あなたにぴったりのWEBブラウザが見つかるかもしれませんよ。

「 | と ◯」、どっちがON?

突然ですが、上の絵のスイッチの状態は、「ON」か「OFF」か、どちらかわかりますか?

正解は「OFF」です。

ところが周囲に聞いてみると、「○(丸)が押されているのだからオン」という声が意外に多いのです…。そこで今回は、スマートフォンの各種設定ボタンなどにもあしらわれている、ごくごく身近な記号「|と ◯」についてお話しましょう。

デジタルの世界では、数を0と1で表わす「二進法」が使われますが、1=ON、0=OFFという慣習があります。これをピクトグラムにしたのが「|と ◯」です。つまり「◯」は丸ではなくゼロ、「|」はタテ棒ではなく数字の1を意味しているのです。「|と ◯」は国際的に標準化された記号のため、世界中の電化製品でも使われています。

さらにもうひとつ。
「| 」と「 ◯」を組み合わせると、みなさんも日常的によく見かける電源ボタンのマークになります。

いかがですか。これからは「|と ◯」を見ても、「あれ、どっちがオンだっけ?」と迷うこともなくなると思いますよ。

でさ、そもそもアプリって何?

いろいろなアプリをスマホにダウンロードしては「これ面白い」とか騒いでる同僚に、「でさ、そもそもアプリって何?」と聞かれたときは、のけぞってしまいました…
そこで今回の「今さら聞けないIT用語」のテーマは、「アプリ」について!

パソコンに機能を追加するソフトウェアは「アプリケーション」と呼ばれていて、一方、スマホ用のソフトウェアは略して「アプリ(英語ではApp)」と呼びます。
2013年6月の時点で、160万以上のアプリが存在し、日に日に増加中。スマホから検索して簡単に入手できる手軽さも、アプリの需要を伸ばしているようです。

アプリには無料・有料、どちらもありますが、無料だからといって面白くない、機能が乏しいと決めつけてはいけません。最近は、まず無料で試してもらってから有料版を勧めるパターンが多く、非常に面白いゲームや人気のコミックが無料で楽しめたりします。

アプリを提供するマーケットには、アップルによるiPhoneをはじめとしたiOSと、GoogleによるAndroidの2つが主要としてあります。両者には互換性がないため、iPhoneのアプリをAndroidのスマホに入れる、という事はできません。ただし、人気のアプリではiPhone・Android両対応という場合もあるようです。

アプリは自由に入れてスマホを自分好みにカスタマイズできる便利なモノですが、
パソコンと同様、ウイルスの危険性もありますので、信頼性の欠けるアプリのダウンロードには充分注意を払ってくださいね。

「3G、LTE、Wi-Fiの違いって?」

先日、知り合いから「3GとWi-Fiの違いって?」と聞かれました。その方はスマホに関連深い仕事をしているんですけど…。ということは、世の中の多くの方も、正しく理解していないのでは?と、このコーナーを設けました。ぜひこの機会に、基本的なIT用語について知っていただければと思います。
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「3G」とは、いままで携帯電話で使っていた音声通話・データ(パケット)通信ネットワークのこと。DocomoではFOMAというサービスで提供していたものですね。

「LTE」とは3Gを高速化した規格のこと。理論上、家庭向けブロードバンド回線と同等のデータ通信が可能です。LTEの対応エリアはどんどん拡大していますが、エリア外では3Gで接続することになります。

「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、会社や家庭のパソコンについているLANケーブルの部分をワイヤレスにした規格のことで、無線LANと呼ばれるもの。なので、3GやLTEと比較して考えるものではありません。

ではなぜスマホにWi-Fi機能があるのでしょうか? Wi-Fiで繋ぐと次のようなメリットがあります。
●LTEが不安定だったり届かないエリアでは、ブロードバンドに繋がったWi-Fiの方が速い
●パケット代がかからない。(これはうれしいですよね)
3GやLTEで動画閲覧などして回線資源を使いすぎると、携帯電話会社の規制にひっかかって通信速度を遅くされてしまうことも。みんなが携帯回線をガンガン使うと、繋がりにくくなったり障害が起こってしまうので、携帯電話会社はWi-Fiでの接続を勧めているようですね。

以上、3つの違いについてお分かりいただけましたか? 今後も今さら聞けないIT用語について分かりやすく解説していきたいと思います。

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