コラム

IoT

IoTとは「Internet of Things」の略で、身の回りのモノがインターネットにつながる仕組みを指します。従来インターネットにつながるモノといえば、PC、サーバー、携帯電話、プリンタくらいでしたが、テレビ、HDレコーダー、デジカメ、さらに冷蔵庫やエアコンなどの家電がインターネットにつながることで、生活はさらに便利になり、新しいビジネスやサービスも生まれています。

例えば、バスがインターネットにつながると「何分後にバスが来るのか」リアルタイムで知ることができます。畑がインターネットにつながったら、肥料や水やりの自動化と遠隔管理が可能になります。 橋などの公共建築物がインターネットにつながると、センサーにより強度を常に把握して適切なメンテナンスができます。

対象となる物は無数にあり、ちょっとしたアイデアで世の中が大きく変わるため、今後も「IoT」サービスはどんどん増えていくものと思われます。

糖尿病治療にインスリン注射が必要なくなる!?

ITの発展で医療分野が大きく変わっていることはこの「ITよもやま話」でも何度かお伝えしてきましたが、糖尿病治療に大きな改革をもたらす華東師範大学(中国)の驚きの研究を紹介します。

それは、スマートフォンアプリを通じて人工細胞に指令を送り、インスリンを生成させるというものです。光遺伝学というLEDの光でたんぱく質を生成する技術を使っているそうです。

  1. あらかじめ組み込まれたシステムにより定期的に自動で血糖値を測定
  2. 測定データはBluetoothでスマホに送信
  3. スマホの分析アプリで必要なインスリンの量を算出
  4. スマホからLEDに信号が送られ、細胞がインスリンを生成

まだマウスで実験レベルですが、数週間必要なインスリンの生成に成功したとのこと。この技術が実用化されれば、
特に1型糖尿病患者はわずらわしいインスリン注射や血糖値モニターの苦労から解放されるでしょう。

このシステムのすごいところは、すべてを自動で行うこと。自動化はITが得意とする一つ。生活の中の余計な負荷を減らし、患者がストレスのない生活を送れるよう、医療とITの取り組みにおおいに期待します。

ストリーミング

かつてはPCやスマホで動画を見ようとすると、フリーズを起こすことがしょっちゅうでしたが、最近はyoutubeのように、サクサクと動画を見られるようになりました。その背景には「ストリーミング」が挙げられます。動画などの重いデータをダウンロードしながら再生する技術のことで、「ストリーミング再生」とも呼びます。

従来はすべてのデータをダウンロードしてから再生していたため、ネットワークに負荷がかかり、ユーザーは長い待ち時間を強いられていました。しかし、ストリーミング技術の普及により、ダウンロード時間を待つことなく、すぐ再生できるため、ネットでのライブ配信も可能になりました。

さらに、ダウンロード方式ではPCにデータが残りますが、ストリーミングは一時ファイル扱いとなり、原則としてデータが残らないため、著作権保護コンテンツの配信にも利用されています。

Facebookがテレビに進出?

Facebookでの動画再生数はYoutubeを抜き去り、ユーザーは毎日1億時間以上の動画を閲覧しています。動画広告はバナー広告より1.6倍も記憶に残りやすく、2.2倍も商品購入にも繋がりやすいといわれており、今後、さらに拡大していくことは明らかです。

このように「動画ファースト」を推し進めるフェイスブックが、「Facebook Video」アプリを公開しました。これによりFacebookに流れる動画を、リビングの大画面テレビで楽しめるようになります。
さらに今夏には、動画ストリーミングのサービスもスタートするというウワサも…。サービスには2種類あり、「プレミアム」はハイクオリティで長い番組、「ベーシック」は約10分の短い動画をサービスするといわれています。

情報ソースが、テレビ・ラジオ・新聞といったマスメディアからインターネットに移行している今、なぜSNS最大手がテレビに戻るのか。いいえ、
「戻る」のではなく「取り込む」
といった表現のほうが適しているかもしれません。

リビングのソファでくつろぎながらテレビを見ていた時間がFacebookに置き換えられ、テレビでFacebook Videoを見ながら、スマホでFacebookを使うということも考えられます。もはやTVCMとネットの動画広告の境界がなくなりつつある今、広告のあり方も目まぐるしく変わるでしょう。

しかし、確かなのは、視聴者を惹きつける高い水準の動画のニーズがますます高まっていくこと。Bunsoshaでも、インタビューからプロモーションまで、動画制作にいっそう力を注いでいます。

「無料で手軽」の落とし穴。野良Wi-Fiにご用心!


2020年の東京オリンピック開催に向け、都心部や観光地では無料Wi-Fiスポットなどの公衆無線LANサービスの整備を進めているようです。
しかしその一方、Wi-Fiスポットには情報漏洩などのセキュリティの危険性があることはあまり知られていません。
そこで、Wi-Fiスポットを利用する際、注意しておきたいポイントを挙げてみました。

1) 野良Wi-Fi(身元不明のアクセスポイント)には接続しない

ホテルやカフェなどの公共Wi-Fiサービスは、サービス提供元から支給されたパスワードなどを使って接続します。しかしパスワードを入れなくても繋がるようなアクセスポイントも街中に溢れており、野良Wi-Fiなどと呼ばれています。
ラッキーと思って、野良Wi-Fiに接続すると、ひょっとすると悪意を持った人が、通信を覗き見しようとして待ち構えている可能性があります。

2) 重要情報のやり取りは避ける。するときは通信の暗号化が必須

公共のWi-Fiサービスであっても、通信を盗聴される可能性はあります。ショッピングサイト、オンラインバンキングの利用は控えるのが賢明でしょう。どうしても利用せざるを得ないときは、通信が暗号化されているかを確認しましょう。
アドレスがhttps://~からはじまっていること、またブラウザに鍵マークが表示されていれば、通信が暗号化されています。


便利で快適な公衆無線LANですが、
「自分の身は自分で守る」
という心構えを持って利用することが大切ですね。

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