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カテゴリ「ITよもやま話」のコラム一覧

医療機関ホームページも「広告規制」の対象に

すでにご存知かもしれませんが、2018年度から医療機関ホームページも「広告規制」の対象となります。

これまでホームページは「広告規制対象外」とされてきましたが、ネットユーザーの拡大にともなって、虚偽広告や誇大広告による消費者トラブルが増加していることから、ホームページに厳しい目が向けられるようになりました。
こうした中、2017年6月に改正医療法が成立、同年8月には「医療機関ネットパトロール」がスタートしました。「嘘や大げさな表示」をしているホームページがないか、厚生労働省に委託された日本消費者協会が監視するというもの。誰もが専用フォームで通報できるのがポイントで、市民全員が監視係というわけです。
http://iryoukoukoku-patroll.com/

具体的には次のような広告が禁止されます。
●他の医療機関と比較して優れているとアピール(比較広告)
●がんが消えるなどの表現(誇大広告)

※具体的な表現例については
「医療広告ガイドライン」「医療機関ホームページガイドライン」をご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/kokokukisei/dl/shishin.pdf
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002kr43-att/2r9852000002kr5t.pdf

そして2018年度からは「ホームページ=広告」という位置づけになり、CMやチラシ、看板などと同等の厳しい規制がかけられます。厚生労働省の認証を得ていない薬品や治療法の広告は、厳重にチェックされるので注意が必要です。

最初のうちは混乱も生じるかもしれませんが、情報の質を上げていくうえで避けては通れない道なのかもしれません。
弊社ではホームページを制作する際、表現などに十分留意しているので大きな問題になることはないと思いますが、今後も「医療広告ガイドライン」を注意深く見守り、何かあれば速やかに対応しますのでご安心ください。

マイクロチップの体内埋め込み、スタート

ついにSF映画でみた世界、「マイクロチップの体内埋め込み」が現実社会となりました。

米国の自動販売機メーカーが米国企業で初めて、従業員にマイクロチップ(米粒2つくらいの大きさ)を埋め込んだのです。これにより、手をかざすだけでオフィスのドアを解錠したり、PCにログインしたり、購買で物を買ったりできるようになるそうです。

「I o T」 Internet of Thing(モノのインターネット)が注目される昨今ですが、これぞ
「I o P」Internet of People(ヒトのインターネット)といえそうです。

セキュリティや人体への影響など、慎重に考慮する必要がありそうですが、従業員85人のうち50人前後が埋め込みに賛同したとのこと。半数以上が利便性を取ったということでしょう。
気になる埋め込み場所ですが、親指と人差し指の間に注射器状の器具で埋め込み、取り出しも簡単にできるそうです。

駅の改札が通れたり、病院の診察券が無くなったり、コンビニの支払いも出来るようになるのであれば、私もぜひマイクロチップを埋め込みたいです。ただその時は、右手がコンビニ用、左手が診察券とかにならないよう、共通の規格になることを望みます。

通院よりオンライン?遠隔診療のこれから

スマホやPCのビデオチャット機能を使って診療を行う、「遠隔診療」の動きがいよいよ活発になってきました。

高血圧や生活習慣病など、治療が必要なのに、時間的・地理的・心理的な理由で通院できない方にとって、遠隔診療は大きな助けとなるだけでなく、医療費の削減にもつながるので、今後は加速度的に普及していくと予測する声もあります。さらに政府は、2018年度診療報酬改定で遠隔診療を評価する方針を表明しており、続々と各種サービスも立ち上がるなど、2018年は「遠隔診療元年」となるかもしれません。

診療科目によって向き不向きはあるものの、患者に便利な選択肢が増えるのは喜ばしいことです。
そこで、患者目線で、どんな機能があるとうれしいか、考えてみました。

・診察の履歴がスマホのアプリに記録され、病院と共有できる
・スマホのアプリが診察券代わりになる
・予約日時を通知してくれるリマインダー機能がある
・血圧、心拍、呼吸などの簡単な検査、測定ができる
・ビデオ機能が使えないときでも、LINEのように文字でやりとりできる

まだまだいろいろな可能性があると思います。
弊社でも新しい技術を取り入れつつ、お客様に次世代型サービスを提供できるよう日々励んでおります。

Googleが求人検索サービスを開始

人手不足の中、優秀な人材を確保するため、採用に費用をかける企業は少なくありません。
最近はネットの求人媒体を利用するケースも多いようですが、この度、Googleがネット上の求人情報を整理して検索結果に表示する
サービス「Google For Jobs」を開始しました。(今のところ英語のみの機能です)

「近くの仕事」や「書く仕事」といった職探し関連のキーワードを入力して検索すると、企業ロゴや勤務先などが掲載される専用フォーマットで求人の検索結果が表示されます。さらに「正社員」「パート」といった条件で絞り込むことができるようです。
検索条件を登録しておけば、新しい求人が届いたらメールで知らせてくれる機能も。

仕組み自体は、従来から求人メディアが行っていたことで、目新しさはありませんが、Google検索結果にダイレクトに求人情報が掲載されること、しかもネット上のあらゆる求人情報を探すことができる点が画期的です。

今後は、「とら○○ゆ」「マイ○ビ」など求人サービスに高額な掲載料を投じなくても、自社サイトの求人情報を強化して「Google For Jobs」経由で人集めをするのが主流になるかもしれません(早く、そうなってほしいですね!)。
日本語版が導入されるのを待つことなく、弊社でもリサーチして採用活動に役立てるサービスをいち早く提供できるように準備していきたいと考えています。

糖尿病治療にインスリン注射が必要なくなる!?

ITの発展で医療分野が大きく変わっていることはこの「ITよもやま話」でも何度かお伝えしてきましたが、糖尿病治療に大きな改革をもたらす華東師範大学(中国)の驚きの研究を紹介します。

それは、スマートフォンアプリを通じて人工細胞に指令を送り、インスリンを生成させるというものです。光遺伝学というLEDの光でたんぱく質を生成する技術を使っているそうです。

  1. あらかじめ組み込まれたシステムにより定期的に自動で血糖値を測定
  2. 測定データはBluetoothでスマホに送信
  3. スマホの分析アプリで必要なインスリンの量を算出
  4. スマホからLEDに信号が送られ、細胞がインスリンを生成

まだマウスで実験レベルですが、数週間必要なインスリンの生成に成功したとのこと。この技術が実用化されれば、
特に1型糖尿病患者はわずらわしいインスリン注射や血糖値モニターの苦労から解放されるでしょう。

このシステムのすごいところは、すべてを自動で行うこと。自動化はITが得意とする一つ。生活の中の余計な負荷を減らし、患者がストレスのない生活を送れるよう、医療とITの取り組みにおおいに期待します。

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