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カテゴリ「ITよもやま話」のコラム一覧

個人がメディアになる時代。youtuber(ユーチューバー)

以前、このコーナーでYouTubeの話をしましたが、その時にはまだ無かったであろう「YouTuber(ユーチューバー)」という単語をご存知でしょうか。
動画を制作しYouTubeに投稿、再生回数に応じて広告収入を得る。
そういったクリエイターのことを「YouTuber」と呼んでいるようです。

お菓子のおまけなどの紹介動画、テレビゲームをプレイしながら実況解説する動画、料理レシピ動画、自分のすっぴん状態からメイクしていく動画、元塾講師による小中高の授業の動画、人がやらないことをただただ実行する動画など、じつにさまざまなものが投稿されています。

昨年はそんなYouTuberが続々と登場し、IT業界が賑わいました。
視聴者層は大人から子供まで、多いものは何百万回も再生され、会社を辞めて動画投稿だけで食べているYouTuberも少なくないようです。

このように、コンテンツ(ネタ)を持っている人が自由に発信でき、利益が得られる仕組みは、今後も増えていくと思います。
ただし、そういう方がかならずしもITに詳しいわけではなく、アメリカでは、YouTuberを束ねて制作環境をバックアップし、マネジメントを行う会社も増えており、その波は今後日本にも広がりつつあるようです。

文創社でも、動画を使った効果的なPRをサービス事業に取り入れております。今後も様々なメディアツールで皆様のサポートができるよう、つねにアップデート中です。

空飛ぶカメラや空飛ぶAEDが現実に。

去年のイギリスの流行語大賞は「自分撮り(Selfie)」で略して「自撮り」。スマホなどで自分の写真や動画を撮影して、ネット上にアップするもので、日本でも「自撮り」を楽しむ人が増えています。

その進化版といえるのが、ドローンという小型の無人飛行機を使った、動画の「自撮り」。ドローンに撮影用のカメラを搭載し、スマホやタブレットで遠隔操作して撮影します。これなら空撮っぽい撮影や旋回しながらの撮影もカンタン!
ちなみに、昨年放送したNHKドラマ「あまちゃん」のオープニングの撮影でも、ドローンが使われているとか。

「自撮りなんて自分には関係ない」と思う方も少なくないかもしれませんが、オランダの技術者は、急病人に向けて通報を受けてから1分以内にAEDが届くドローンを作りました。言わば空飛ぶAEDですね。
https://www.youtube.com/watch?v=y-rEI4bezWc

また、日本でも、セコムが民間で世界初となる不審者を追跡するドローンを開発。2014年度内の実用化を目指しているそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=5VlMAfKW0pw

地上の目線から、鳥の目線へ、変化をもたらすドローン。
これによって人間の視野も、高く、遠く、広がるといいのですが……。

ネット上の危険からこどもを守る、こどもセキュリティ

LINEやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通して、子どもが犯罪に巻き込まれる事件が増えています。親としては、子どもにスマホを持たせることに不安を感じる面もありますが、今や子ども同士のコミュニティにスマホは欠かせないものになっており、簡単に規制できるものでもありません。

そんな中、子どもが使うSNS上のデータを分析し、危険を回避するAndroidアプリ「Filli(フィリー)」が注目を集めています。
https://www.filii.net

SNS上で危険なキーワードを含むやりとりが目立った場合、親にアラートで知らせてくれるというサービス。子どものプライバシーを守りながら、日付、やりとりの相手、危険単語と危険度などを表示し、SNS上のつながりを「見える化」してくれます。 例えば、娘が、親の知らない30代の男性とSNSでつながっている、ということが分かるようになるわけです。

SNSでの子どもの活動は、親や学校の先生が把握するのは難しく、「きづき」のヒントを与えてくれるという点では有用です。ただ、こういったサービスを本当に役立つものにするにかどうかは、親の対応にかかっているとも思います。

そういえば、iPhoneの生みの親、故スティーブ・ジョブスは、自分の子どもにはiPhoneやiPadを使わせなかったとか……。筆者の息子はたまにiPadでYoutubeを見ますが、教育上あまり好ましくない映像を見そうになって慌てて私が止めに入ったりする時も。
これをきっかけに、ITとの付き合い方について、家族で話し合う時間を持つのも良いかもしれませんね。

未来の「杖」はどんなカタチ?

少し前、盲導犬への悪質ないたずらが話題になり、心を痛めた方も多いのではないでしょうか。そんななか、盲導犬にかわって、歩行支援を行う次世代ステッキに期待が集まっています。

ある研究室が開発中の「NS_CANE」は、杖全体がアルミでできており、中に通信機能やセンサが組み込まれ、点字ブロックの存在などを知らせてくれます。今後、さまざまな機能を盛り込み、杖を介して地域や社会とコミュニケーションができることを目指しています。

http://sakaiken.jimdo.com/project/ns-cane/

また、富士通が開発している杖は、GPSやWi-Fiをはじめ、心拍数モニターも組み込まれ、位置情報や健康状態を遠隔で把握できます。歩くルートのデータをダウンロードすると、LEDのライトとバイブレーションによる振動で道案内をしてくれるとか。

https://www.youtube.com/watch?v=QVux_-tQzeQ

杖ひとつ取っても、いろいろな研究がされているんですね。

かつて技術大国といわれたニッポン。世界に先駆けて超高齢化社会を迎えるこの国だからこそ、生み出せるIT技術がたくさんあるはず。
人にやさしい、高齢者にやさしい。
私たちの未来の「杖」となるIT技術の登場にぜひ期待しましょう。

ビッグデータより、オープンデータ。情報の共有化が人を幸せにする?

ITの世界とはデータありき。「データを持つ者が強い」なんて言われる時もありましたが、データを有効に使わなければ意味がありません。

皆さんは、国や組織が持っているデータをWeb上で公開して誰でも好きに使える仕組みがあるのをご存知ですか?
これは「オープンデータ」というもので、地域の事故発生情報や無料駐車場情報、遺伝子情報など、じつに様々なデータが公開されています。

うまく活用すれば、行政サービスや地域活性化、企業の業務効率向上などに役立つため、最近はニュースでも取り上げられるようになりました。そんな中、オープンデータを使った興味深いアプリが注目を集めています。

AED SOS

「突然の心停止者に遭遇した時、スマートフォンの位置情報を活用してSOSを発信。
付近の救助者を迅速に呼んでAEDを届けてもらい、救命率を上げる」

このアプリ、付近のAEDの設置場所情報に、自治体が提供しているオープンデータを使用しているそうです。すばらしいですね。
※AED設置場所検索サイトはいくつかあるのですが、そのどれもが緊急時に使う事は想定されておらず、事前に頭に入れておくための情報提供でしかありません。

ただし、こうした有益な情報をオープンデータとして公開しているのは、福井県鯖江市や千葉県流山市など全国でたったの9自治体で、少なさが課題となっています。AEDは一般市民でも使えるように開発されたので、できれば全国の自治体に公開してほしいものです。

オープンデータを利用した様々なサービスによって、安心が守られ、命が助かることもある。ITが人を幸せにする一つの方法かもしれません。

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