コラム

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カテゴリ「ITよもやま話」のコラム一覧

遠くにいながらにして、視覚障害者をサポート。スマホでできる新しいボランティア。

もしも街中や駅の構内で、白杖を手にした視覚障害者の方が困っているのを見かけたら、あなたはすかさず、手を差し伸べることができますか。「力になりたい」と思っても、つい、声をかけるタイミングを逸してしまったことはありませんか。

でも、デンマーク生まれのアプリ「Be My Eyes(私の目になって)」をスマホにダウンロードしておけば大丈夫。
これは、その名のとおり、視覚障害者の目の代わりになるアプリなのです。

「バス停の時刻表を読んでほしい」
「この食品にはどんな添加物が入っているの?」
「冷蔵庫に入れたままのミルクの賞味期限は?」

などなど、視覚障害者の方が今すぐ確認したいことをスマホのカメラで映し、「Be My Eyes」で問いかけます。メッセージを受け取った人たちは、目の代わりとなって、共有された動画の内容を説明します。たったそれだけのことですが、視覚障害者の方にとっては、大きな手助けとなります。

アプリがリリースされてまだ1ヶ月くらいですが、すでに日本を含む30カ国に対応し、約1万人の視覚障害者と12万人以上のボランティアが登録、3万件を超える「目のお手伝い」が行われたとか。もちろん、安全面のことなど課題もありますが、距離という枠を越えた、ボランティアの新しいスタイルといえそうです。
あなたもスマホでできるボランティア、参加してみてはいかがですか。

http://www.bemyeyes.org(現在はiPhoneアプリのみ)

個人がメディアになる時代。youtuber(ユーチューバー)

以前、このコーナーでYouTubeの話をしましたが、その時にはまだ無かったであろう「YouTuber(ユーチューバー)」という単語をご存知でしょうか。
動画を制作しYouTubeに投稿、再生回数に応じて広告収入を得る。
そういったクリエイターのことを「YouTuber」と呼んでいるようです。

お菓子のおまけなどの紹介動画、テレビゲームをプレイしながら実況解説する動画、料理レシピ動画、自分のすっぴん状態からメイクしていく動画、元塾講師による小中高の授業の動画、人がやらないことをただただ実行する動画など、じつにさまざまなものが投稿されています。

昨年はそんなYouTuberが続々と登場し、IT業界が賑わいました。
視聴者層は大人から子供まで、多いものは何百万回も再生され、会社を辞めて動画投稿だけで食べているYouTuberも少なくないようです。

このように、コンテンツ(ネタ)を持っている人が自由に発信でき、利益が得られる仕組みは、今後も増えていくと思います。
ただし、そういう方がかならずしもITに詳しいわけではなく、アメリカでは、YouTuberを束ねて制作環境をバックアップし、マネジメントを行う会社も増えており、その波は今後日本にも広がりつつあるようです。

文創社でも、動画を使った効果的なPRをサービス事業に取り入れております。今後も様々なメディアツールで皆様のサポートができるよう、つねにアップデート中です。

空飛ぶカメラや空飛ぶAEDが現実に。

去年のイギリスの流行語大賞は「自分撮り(Selfie)」で略して「自撮り」。スマホなどで自分の写真や動画を撮影して、ネット上にアップするもので、日本でも「自撮り」を楽しむ人が増えています。

その進化版といえるのが、ドローンという小型の無人飛行機を使った、動画の「自撮り」。ドローンに撮影用のカメラを搭載し、スマホやタブレットで遠隔操作して撮影します。これなら空撮っぽい撮影や旋回しながらの撮影もカンタン!
ちなみに、昨年放送したNHKドラマ「あまちゃん」のオープニングの撮影でも、ドローンが使われているとか。

「自撮りなんて自分には関係ない」と思う方も少なくないかもしれませんが、オランダの技術者は、急病人に向けて通報を受けてから1分以内にAEDが届くドローンを作りました。言わば空飛ぶAEDですね。
https://www.youtube.com/watch?v=y-rEI4bezWc

また、日本でも、セコムが民間で世界初となる不審者を追跡するドローンを開発。2014年度内の実用化を目指しているそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=5VlMAfKW0pw

地上の目線から、鳥の目線へ、変化をもたらすドローン。
これによって人間の視野も、高く、遠く、広がるといいのですが……。

ネット上の危険からこどもを守る、こどもセキュリティ

LINEやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)を通して、子どもが犯罪に巻き込まれる事件が増えています。親としては、子どもにスマホを持たせることに不安を感じる面もありますが、今や子ども同士のコミュニティにスマホは欠かせないものになっており、簡単に規制できるものでもありません。

そんな中、子どもが使うSNS上のデータを分析し、危険を回避するAndroidアプリ「Filli(フィリー)」が注目を集めています。
https://www.filii.net

SNS上で危険なキーワードを含むやりとりが目立った場合、親にアラートで知らせてくれるというサービス。子どものプライバシーを守りながら、日付、やりとりの相手、危険単語と危険度などを表示し、SNS上のつながりを「見える化」してくれます。 例えば、娘が、親の知らない30代の男性とSNSでつながっている、ということが分かるようになるわけです。

SNSでの子どもの活動は、親や学校の先生が把握するのは難しく、「きづき」のヒントを与えてくれるという点では有用です。ただ、こういったサービスを本当に役立つものにするにかどうかは、親の対応にかかっているとも思います。

そういえば、iPhoneの生みの親、故スティーブ・ジョブスは、自分の子どもにはiPhoneやiPadを使わせなかったとか……。筆者の息子はたまにiPadでYoutubeを見ますが、教育上あまり好ましくない映像を見そうになって慌てて私が止めに入ったりする時も。
これをきっかけに、ITとの付き合い方について、家族で話し合う時間を持つのも良いかもしれませんね。

未来の「杖」はどんなカタチ?

少し前、盲導犬への悪質ないたずらが話題になり、心を痛めた方も多いのではないでしょうか。そんななか、盲導犬にかわって、歩行支援を行う次世代ステッキに期待が集まっています。

ある研究室が開発中の「NS_CANE」は、杖全体がアルミでできており、中に通信機能やセンサが組み込まれ、点字ブロックの存在などを知らせてくれます。今後、さまざまな機能を盛り込み、杖を介して地域や社会とコミュニケーションができることを目指しています。

http://sakaiken.jimdo.com/project/ns-cane/

また、富士通が開発している杖は、GPSやWi-Fiをはじめ、心拍数モニターも組み込まれ、位置情報や健康状態を遠隔で把握できます。歩くルートのデータをダウンロードすると、LEDのライトとバイブレーションによる振動で道案内をしてくれるとか。

https://www.youtube.com/watch?v=QVux_-tQzeQ

杖ひとつ取っても、いろいろな研究がされているんですね。

かつて技術大国といわれたニッポン。世界に先駆けて超高齢化社会を迎えるこの国だからこそ、生み出せるIT技術がたくさんあるはず。
人にやさしい、高齢者にやさしい。
私たちの未来の「杖」となるIT技術の登場にぜひ期待しましょう。

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